- 英国医療サービスNHS・GP・IHSとは?
- GP登録手順
- GP登録完了後の手続きについて
- NHSで受けられる医療サービス
- GPでの診療
- 大型病院での診察・検査・治療
- スクリーニング
- 予防接種
- 歯科診療について
1. 英国医療サービスNHS・GP・IHSとは?
IHSとは?
自分のIHSがいくらなのかは英国政府公式サイトGOV.UK: Calculate your IHSでチェック!
NHSとは?
GPとは?
登録方法は次より解説。
2. GP登録手順
ステップ1:最寄りのGPを探す
新規患者を受け付けていないGPもある
直接電話して聞いてみるのも良いと思います。
ステップ2:登録手続き
- 登録したいGPのサイトでオンライン登録(オンライン登録のサービスが無いGPもあり)
- GP登録専用フォームGMS1をダウンロードし記述後GP提出
- GPでフォームを貰い記述後提出
登録時に必要な書類について
(ちなみに筆者が利用するGPでは、身分証明と住所証明の2つの書類がないと登録できません)
詳しくは【はじめのイギリス銀行口座はmonzoで簡単】の記事をご参考にどうぞ。
ステップ3:登録完了レターの受け取り
NHSナンバーとは?
GPでの健康チェックについて
持病がある際はこの時に伝えておきましょう。
3. GP登録完了後の手続きについて
NHS Appについて
- デジタルCOVID Passの取得(コロナワクチン接種電子証明書)
- GPの診察予約
- NHSナンバーの確認
- 検査予約のレター確認
- 検査結果の確認 などなど
日本のコロナワクチン接種記録をNHS COVID Passに移行できる?
詳しくはイギリスのコロナワクチン接種解説記事をご参考にどうぞ。
GPの変更方法
変更は簡単!
4. NHSの医療サービス内容を紹介
ごく一部ではありますが、以下に紹介していきます。
GPでの診察
精神的な症状を含め、様々な体の心配について相談できます(歯科以外)。
最近は、患者が希望しても抗生物質の処方は出来る限りしない傾向となっているようです。
急を要する場合
最寄りのA&EはNHS.UK : Find A&Eで検索!
この際、日本語の翻訳者を通しての相談ができることがあるので必要であればお願いしてみましょう。
大型病院での診察・検査・治療
入院時
スクリーニング
- 子宮がん検診 (Cervical screening)
- 乳がん検診 (Breast screening)
- 腸がん検診(Bowl cancer screening)
- 新生児検診(Screening for newborn babies)
- 妊娠初期検診(Screening in pregnancy) など
予防接種
イギリスでのコロナワクチン接種の解説記事へ
インフルエンザの予防接種について
(*2021年は無料接種対象者が拡大されています。詳しくは↓ボックス内参照)
薬局により料金は異なりますが £7~£15 といったところです。
(*2021年は8月31日より大手薬局などで接種予約が開始となりました)
対象者リストはこの公式NHSページで確認できます。
自身が無料接種(NHS Flu Vaccine)の対象となるのかわからない方はGPに問い合わせてみましょう。
*NHSの無料Flu Vaccineは薬局で接種可。対象の薬局を検索する(NHSサイト)
インフルエンザの予防接種についての公式詳細はGOV.UK – Annual flu programmeのページへ。
5. 歯科診療について
イギリスの歯科治療にはNHSとプライベートがある
NHS診療について
- 17歳以下の子供、18歳以下の学生(フルタイム)
- 妊娠中、または12カ月以内に出産した女性
- 低所得者で政府の給付金を受給している方
(各診療内容は簡略紹介なので詳しくは歯科で聞いてみてください)
2022年2月時点の料金
- £23.80 – 緊急治療(痛みの緩和、一時的な詰め物)
- £23.80 – Band 1(歯科検診)
- £65.20 – Band 2(歯科検診 + 根幹治療や詰め物、抜歯)
- £282.80 – Band 3(歯科検診、根幹治療や詰め物、抜歯 + 歯冠や入歯、ブリッジなど)
プライベート診療
イギリスの歯科診療の質について
最後に
FAQs
GP登録のやり方は? ›
GPに登録する どのGPに登録をするかを決めたら、ウェブサイトまたはリストに表示されている連絡先に電話をし、予約を取ります。 予約した日時に診療所に赴き、問診や簡単な健康診断を受け登録を済ませます。 問診の際には既往症や予防接種について訊かれますので、できる限りこのような情報を用意していくとスムーズにすすむでしょう。
イギリスGPの意味は? ›General Practitionerの略で、日本でいうかかりつけ医を意味します。 診察を受けたい時は、登録したGPに予約をし受診します。
NHSの入り方は? ›NHSの医療サービスを受けるためには、イギリス入国後に外国人登録カード(BRP)を取得する必要があります。 このカードはNHSの医療サービスを受けるためだけでなく、イギリスに6ヶ月以上滞在するためには必須となります。 イギリス入国後10日以内にビザ発給時に指定された郵便局にてBRPカードの取得が必要となります。
GP登録の住所は? ›NHS公式サイトの説明では、GPの登録手続きをする際には居住する住所やビザのステータスなどの「証明書類は必要はない」としています(2021年2月時点)。
イギリスの医師登録は? ›英国では英国の医学校を卒業できたらそのまま医師登録できる。 国家試験というものはない。 実は英国の医学校だけでなく、一部のオセアニアやアジア地区の医学校の卒業でもそのまま医師登録ができる。 もちろん、英国の医学教育と同等であることが確認済みの医学校に限られており、どの学校でもというわけではない。
NHSNumberの取り方は? ›- 直接GPへ行き、その場で登録
- 直接GPで or 電話で登録の予約を取り、予約の日時にGPへ行って登録
- ウェブ登録後、GPにID(本人確認書類)を提出しに行って登録
日本時間7月1日(金)21時のFP1から開幕し、決勝は3日23時から行なわれる。
NHSの仕組みは? ›NHSは税金で運営されており、加入者は自己負担なく医師の診察を受けることができます(一部地域では処方箋や歯科診察に一定料金が掛かります)。 6カ月以上合法的に英国に滞在する場合、原則的に外国人でもNHSに加入することが出来ます(8項参照)。 但し、加入資格があるかどうかの最終的な判断は診療所、病院に一任されています。
NHSの英語は? ›《National Health Service》英国の国民保健サービス。
イギリスの医療相談は? ›その他、救急車を呼ぶほどの緊急時ではないが、夜GPが閉まっていて行けないなどの問題がある場合は24時間、365日連絡可能なNHS Direct 0845 4647、又はNHS 111番 に電話をすると近くの24時間病院を紹介してくれたり、医療アドバイスをしてくれます。
HP 何の略 病院? ›
病院 (hospital)の英文略語。
イギリス 医学部 何年? ›はい。 イギリスの高校は2年、医学部は5年制と6年制がありますので、計7 、8年間勉強することになります。 学士入学の医学部は4年制です。 イギリスの高校は日本のように何教科も勉強するのではなく、必修は3教科か4教科くらいで、それ以外は自分が目指す大学の学部によって決まります。
シルバーストンの日程は? ›2022シーズンのF1イギリス・グランプリ(Formula 1 British Grand Prix 2022)は、FIAフォーミュラ1世界選手権シリーズ第10戦として2022年7月3日(日)にシルバーストン・サーキットで決勝レースが行われる。
F1 どうやって見る? ›「フジテレビNEXTsmart」はスマホやPC、タブレットなどでF1を視聴できるインターネット配信サービス。「 フジテレビNEXTライブ・プレミアム」をスカパー!、J:COM、ひかりTV経由で加入していれば無料で本サービスを利用する事ができるが、単体契約の場合は月額1,320円(税込)が発生する。
F1 2022 ゲーム いつ? ›最速モータースポーツ「2022 FIA Formula One World Championship」の公式ゲーム、『EA SPORTS™ F1® 22』がPlayStation®5/PlayStation®4で本日7月1日(金)発売!
イギリスの医療事情は? ›英国も日本と同じ国民皆保険制度があり、GDPに占める医療費の割合も8%弱と同程度です。 英国のほとんどの病院は、国民保健サービス(NHS)に所属しており、プライベート医療は全体の1割以下です。 NHSの病院・クリニックを受診時の負担は原則無料です。 国民は、一般家庭医(GP)を自分で決めて登録します。
NHSの問題点は? ›一方、NHSは完璧な制度ではありません。 財政難、人材不足、受診までの時間の長さなどの問題がメディアで指摘されています。
NHSの歴史は? ›「National Health Service」という言葉を最初に使ったのは、英北西部リバプールのベンジャミン・ムーア医師だと言われています。 1910年出版の著作の中で言及し、1912年には「国家医療サービス協会」を立ち上げました。 NHS発足前は、病気になったら自分で医療費を払うのが原則でした。
NHSの読み方は? ›読み方は、「エヌエイチエス / ナショナル ヘルス サービス」です。 この「NHS」は、イギリス政府が運営している国民保険サービスのことです。 これは税収財源などで賄われているので、利用者側に経済的な支払い能力がなくても利用が可能になっています。
NHSの略語は? ›National Health Serviceの略であり、1946年制定の国民保健サービス法に基づき1948年に設立された、イギリスの国民保健サービスの通称である。 NHS創設の理念は「税財源により、患者の支払能力ではなく医療上の必要性に応じ、無料で全国民に平等に包括的なサービスを提供する」であるとあらわされている。
イギリスGPの仕組みは? ›
GP(General Practitioner)とは? NHS制度下では一般開業医(GP)への登録が義務づけられています。 病気になるとまず、どのような症状でも、この医師(GP)の診療を受け、専門医の治療が必要と判断された場合には、GPの紹介により他の専門病院で専門的な治療を受ける事になります。
医師免許 どこの国? ›日本人医師が医師免許を取得できる国には、アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア・スイスなどがあり、国によって医師免許を取得する方法は異なります。
ドイツ 医学部 何年? ›ドイツの医学部は、日本と同様で6年制。 「セメスター制」といわれる2学期制で、1学期は半年間です。 医学部入学には、高校の成績と試験の成績によって決まります。 外国人の場合は、ドイツ語の語学力と教養課程レベルの教育修了が入学の前提条件です。